外壁選びについて

2019年 11月 15日 (金)

「外壁」は家の顔と言ってもいいくらい意外と重要な箇所になります。外から見える部分は外壁がほとんどですから、その家のイメージを決めるものになってきます。

建売住宅の場合は、すでに外壁がありますので見た目で好き嫌いが分かれると思いますが、注文住宅の場合は、外壁を自分で選択します。素材だけでも、タイルやサイディング、ガルバリウム鋼材、木材、塗壁などの選択肢がありますし、価格帯もバラバラです。

良く使われる素材としては、窯業系サイディング（セメントに繊維質を混ぜて、軽量化と強度強化を実現したボード）が多く、デザインも豊富で、価格的なメリットも高いため多くの方に採用されています。最近では、塗り壁も価格が安くなって来たということもあり人気が上がってきています。

外壁を選ぶ際のポイントは人によって様々ですが、検討するポイントとして外せないのは、「メンテナンス」や「張り替えの時期（外壁の寿命）」をチェックしておく必要があります。見た目の良さはもちろん大事ですが、すぐに劣化してしまうようなものでは、家の寿命も縮めてしまいます。

どんなイメージの家を建てたいと思っているのかを明確にイメージして、可能であれば、雑誌などの切り抜きや、気になるお家を写真に収めておき、住宅会社に確認すれば、的確なアドバイスを貰えると思います。それぞれのメリット、デメリットも教えてもらえると思いますので、日ごろからチェックしてみてください。

土地に１００点満点は無い！

2019年 11月 08日 (金)

マイホームを建てようと思い立った時、ほとんどの方が土地探しをしなければいけません。

土地探しの条件は様々ありますが、例えば、「周囲に高い建物が少ない」、「平地で面積が広い」、「比較的正方形に近い」、「日当たりが良い」、「周辺の利便性」など、理想を並べればいくらでも希望は出てきます。しかし、そのような土地というものは人気もあり、予算内で探そうとしてもなかなか見つからないものです。

特に中心地になればなるほど、高い建物が多くなったり、そこまで建物の高さがないエリアでも密集していて日当たり良好の土地に出会うことは難しくなります。一方、郊外になると広さや価格は希望に近いものがあっても「利便性」という面で納得できる土地は少なくなります。

土地探しでは、１００点満点の土地を見つけるのはなかなか難しいです。

土地の価格だけで言えば、変形地や高低差のある土地、面積が狭い土地など家を建てるのにマイナスの要素があると考えられる土地のほうが安くなっていきます。しかし、土地だけで判断すると１００点にならない土地でも、そういったデメリットを上手に活用して、理想のマイホームを建てている人もたくさんいます。高低差を利用したスキップフロアのある家や、日当たりの悪い土地を解消するために家の真ん中に中庭を作って「ロの字型の家」を建てる方もいらっしゃいます。このように工夫次第で、敷地や土地のマイナス部分はカバーできるケースも多いので、土地だけで１００点を目指すのではなく、「土地＋建物で１００点」を目指す家づくりをしてみると、選択肢がとても多くなりますのでお勧めです。

キャンペーンは内容を確認しよう！

2019年 11月 01日 (金)

住宅会社の見学会やイベントのチラシを手に取ると、「限定○○キャンペーン！」というようなフレーズを目にすることが良くあります。きっと、あなたも見たことがあると思います。

多くの場合、キャンペーンの条件として、「いつまでにご成約の方限定○○万円相当プレゼント！」と記載されているケースが多いのですが、そういった内容のキャンペーンはあまりお勧めできません。その理由としては、「家づくりは時間のかかるもの」だからです。一生に一度のマイホームですから、できるだけ時間を掛けて、ご家族が満足できるデザイン、間取りの家を造りたいと誰もが思うはずです。でも、○○までに契約しなきゃならない、○○までに家を完成させなければならないという条件が付いてきてしまうと、理想の住まいを建てられない可能性も出てきてしまいます。

他にも、キャンペーンにつられて契約してみたものの、追加オプションなどで費用が追加されていき、結局お得な家づくりが出来なかったというケースも結構ありますので、注意しなければなりません。

住宅会社によって、いろんなキャンペーンを展開していますので、どんな内容なのかをしっかりチェックして、本当にお得になるものを選んでみましょう。決して、急がされてしまって慌てて家を建てるようなことが無いようにしましょう！